鍼灸マッサージ いるか治療院 | 日記 | Tochigi未来カフェに行ってきました

カラダだけを良くしたいんじゃない。あなたの人生も良くしたいんだ。

Top >  日記 > Tochigi未来カフェに行ってきました

鍼灸マッサージ いるか治療院 の日記

Tochigi未来カフェに行ってきました

2015.09.21

こんにちは!


院長の矢部あつしです。


9/19(土)に行なわれた
Tochigi 未来カフェに参加してきました。

今回の記事は長めですが、ぜひ最後まで目を通していただければと思います。

Tochigi未来カフェとは
福祉・介護・医療をメインテーマとして、隔月で開催して いるカフェです。
この業界は、とかく閉鎖的で内にこもりやすい傾向にあり ます。
良く聞く業界でありながら、内実を知る方は意外と少ない のではないでしょうか。

Tochigi未来カフェの理念
福祉・介護・医療の業界で何が起きているかを知っていただくこと。
地域の中で何をしていかなくてはならないのかを考えていく事。
人と人との繋がりの提供。
そして何より、栃木県を誰もが住みここちのいい街にしていくために

 ワールドカフェ形式という形で、対話の中から学び取っていく場所...
一方的では伝わらないし考えることが難しいから
同じテーブルで、肩書きを捨てつつ、それぞれの立場から見えていることを共有して 学びを深めます。
 (イベントページより抜粋)


今回のプレゼンターは永島徹氏でした。
NPO法人風の詩副理事長
地域密着型認知症対応型通所介護デイホーム「風のさんぽ道」施設長
居宅介護支援事業所ケアプランセンター南風(みなみかぜ)施設長
社会福祉士事務所「風のささやき」代表
日本認知症ケア学会 代議員
認知症の人と家族の会 栃木県支部 世話人顧問    
45分程遅れてしまいましたが、とても感じるもののあるお話を聞かせていただきました。


今回の議題は
認知症になっても住みやすい街はどう創る?
でした。

ところで、認知症についてどのくらい知っていますか?

①同じことを言ったり聞いたりする
②物の名前が出てこなくなった
③以前はあった関心や興味が失われた
④置き忘れやしまい忘れが目立つようになった
⑤日課をしなくなった
⑥時間や場所の感覚が不確かになった

これは認知症高齢者を介護するご家族が、最初に気付いた症状の一部です。

では、認知症の人の抱える心境を考えてみましょう。

①慢性的に思い通りにならないイライラ感
②常に持続する不安感
③行動力が低下し落ち込んだりうつ状態に
④判断力も低下して混乱状態になる
⑤ちょっとした刺激に反応し、感情がコロコロ変わる
⑥被害的になり訂正がきかなくなる

これもほんの一部と思います。

TVや雑誌などでなんとなく知ってるよって人もいると思います。
でも、実際の身近な話を聞いた事はありますか?
僕は仕事柄、接する事も多いので多少は心得ていますが、それでも十分に理解ができているのかと聞かれれば答えはNOです。

そんな僕が考える『認知症になっても住みやすい街』は
街の人みんなが認知症の知識を持ち、顔なじみな街

誰でも歳を重ね、老いていきます。
今元気であっても先の事はわかりません。

認知症にならないよう様々な努力をしてもなる時はなります。
だからこそ知ってほしいのです。

知識・情報・理解・対応方法・世間の理解など不足しているものはいっぱいあります。
でもすべて一人でなんてとてもじゃないが対応できません。

だからこそ様々な立場の人が肩書きを捨てつつ、それぞれの立場から見えていることを共有して学びを深めることに意味があると思います。

より良い街を作るにはいろんな人が意見を出し合い、磨きあうことで輝くヴィジョンが生まれます。

あなたのアイデアを聞かせてください!

日記一覧へ戻る

【PR】  へいあんペットメモリアル  鍋 創作居酒屋 隠れ家てげてげ二子玉川店  セラピストスクール セレネ  介護タクシーつばさ  Bar Laugh Tale バーラフテル横浜